(11/11) 大庭自然探偵団観察会報告(遠藤地区)

2018年11月11日、大庭自然探偵団の自然観察会が行われました。
今月の自然観察会は、遠藤地区です。
今日見聞きした野鳥は以下の16種でした。
トビ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、モズ、ヒヨドリ、ヤマガラ、
オオタカ、キジ、ジョウビタキ、キジバト、シジュウカラ、メジロ、
コゲラ、ハシブトガラス、スズメ、アオジ。
虫の主なものは以下の通りです。
モンキチョウ、モンシロチョウ、キチョウ、カネタタキ、アオマツムシ、
エンマコオロギ、オンブバッタ、イチモンジセセリ、ウラナミシジミ、
シマアメンボ、ツチイナゴ、ヒメアカタテハ、ヒメジュウジナガカメムシ、
ショウリョウバッタモドキ、ヒナバッタ、ヒナアカネ、チャバネセセリ、
ヒメウラナミジャノメ、クロコノマチョウ。
植物は宜しくお願いします。
写真に撮れたものを中心に観察会の様子を紹介します。
他の人も、気になったものがあれば紹介してください。
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今日は素晴らしく良い天気に恵まれ、まさに探偵団日和でした。
暑くてシャツを腕まくりしてしまいました。
今日は初めての参加者が1名とご夫婦一組の3名が参加されました。
久しぶりの参加者もおり、総勢16名のにぎやかな観察会になりました。
新規参加者もいるので、最初に全員の自己紹介をして観察会を開始しました。
観察開始した参加者たちです。

【写真101】
「ヤマトシジミ」が居ました。

【写真102】
カラスがトカゲらしきものを咥えて、電信柱に降り立ちました。
気が付くのが遅れたため、咥えているところを撮り損ないました。
食べるのかと思ったら、電信柱の構造物の中に隠しました。
下の写真は隠す瞬間で、右側の写真は拡大してトカゲらしきものの頭です。

【写真103】
下の写真の左側の写真は、隠したものを確認しているところです。
最初、頭の形から「ハシボソガラス」だと思っていました。
しかし次の瞬間、右側の写真です。
クチバシは「ハシブトガラス」のくちばしのように見えます。
相談の結果、「ハシブトガラス」の子供ではないかとなりました。

【写真104】
木にバッタが張り付いて居ました。
「アオマツムシ」とのことでした。

【写真105】
草むらにもバッタが居ました。
「ショウリョウバッタモドキ」だそうです。

【写真106】
参加者たちの観察風景です。
気持ちの良い気候で楽しそうでしょう。

【写真107】
「モズ」の高鳴きが聞こえました。
探すと、竹のてっぺんに居ました。

【写真108】
小鳥の鳴き声が聞こえました。
アンテナポールの上の方に、鳥の影が見えました。
すぐ飛んでしまいましたが、私の指がシャッターを押すのが一瞬早く、撮れました。
カメラの液晶で拡大すると「ヤマガラ」でした。

【写真109】
「ツチイナゴ」です。
あちこちにたくさんいました。

【写真110】
参加者たちが楽しそうに観察しているのをほほえましく眺めていて、ふと、上を見上げました。
すると、大きなスズメバチの巣があるではありませんか。
何と言うスズメバチの巣でしょうか。
その場では、「キイロスズメバチ」かな、ということになりました。

【写真111】
皆さん、夢中で観察してます。

【写真112】
「オンブバッタ」です。
下の大きいのがメスで、上に乗ってる小さいのがオスなんですよね。

【写真113】
「コスモス」畑がありました。
綺麗で良いですね、ほっとします。

【写真114】
少し遠いですが猛禽類が現れました。
「オオタカ」のようです。
私は撮るのに手間どりピントを外してしまいました。
そのため、鳥をよく見ていませんでした。
念のため、ピントはずれの写真を参考に載せておきます。
ピントはずれですが、なんとなく、もしかしたら「ハイタカ」かなと言う気がしないでもありません。
ほんとうは、どうだったんだろう。

【写真115】
初参加の方に、健康の森はどこなのと聞かれました。
ここから健康の森に降りていきますと教えました。

【写真116】
そして、谷戸底に到着です。

【写真117】
ごく小さなクモが居ました。

【写真118】
お馴染みの「シマアメンボウ」です。

【写真119】
いよいよ楽しみな、お昼ご飯の時間です。

【写真120】
昼食後、今日見聞きしたもののまとめを行って、解散です。
解散後、谷戸の出口までが、また楽しい観察路なんですよね。
出口に向かって歩いていると、蛇だ、の声。
最初分りませんでしたが、よく見ると、大きな「アオダイショウ」が居るではありませんか。

【写真121】
迫力ありますね。

【写真122】
若い女性が、触っても大丈夫ですかと聞いてきます。
「アオダイショウ」だから、毒がないので大丈夫だよと答えました。
すると、なでなで触ってました。
なかなかすごい女性ですね。
さすがに「アオダイショウ」は、びっくりして逃げました。
「サトクダマキモドキ」が居ました。

【写真123】
「ハラビロカマキリイ」もいます。

【写真124】
割と大きめな蝶が飛んできました。
「クロコノマチョウ」です。
留まったので撮りました。
枯葉に体が隠れて翅しか見えません。
こうなると、蝶なのか枯葉なのか分らなくなっちゃいますね。

【写真125】
谷戸の出口に到着しました。
いやいや、なかなか楽しい観察会でした。
来月は、12月9日が観察会です。
観察地は大庭地区です。
今から楽しみですね。
秋山 孝

——コメント——

いつもとても詳しい報告をして下さり、ありがとうございます。
昆虫の報告のところですが、ヒナアカネというのは、
アキアカネではないかと思います。
By:tomy

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そうです。
「ヒナバッタ」に続いて「アキアカネ」とすべきところ、直前の「ヒナバッタ」のヒナを引きづってしまったようです。
指摘ありがとうございました。
秋山 孝
By:湘爺

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コメント

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