(12/8) 大庭自然探偵団観察会報告(遠藤地区)

2019年12月8日、大庭自然探偵団の自然観察会が行われました。
今月の自然観察会は、遠藤地区です。
今日見聞きした野鳥は以下の15種でした。
ウグイス、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、
モズ、エナガ、コゲラ、ヤマガラ、スズメ、メジロ、キジバト、アオジ、
シジュウカラ、ホオジロ。
虫などの主なものは以下の通りです。
オオカマキリ、ムラサキツバメ、アキアカネ、ヤマトシジミ、オンブバッタ、
ヒナバッタ、モンキチョウ、ムラサキシジミ、コバネイナゴ、トゲナナフシ、
コバネイナゴ、ツチイナゴ。
植物は宜しくお願いします。
写真に撮れたものを中心に観察会の様子を紹介します。
他の人も、気になったものがあれば紹介してください。
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前日の土曜日は雨で寒く、各地で今季最低気温を記録してました。
ところが翌日の観察会は、案の定、素晴らしく良い天気になりました、観察会日和です。
集合場所に向かう前に、近くの富士山ビューポイントに寄りました。
富士山に丹沢山塊、素晴らしい眺めです。
パノラマ写真を堪能してください。

【写真101】
富士山をズームイン。

【写真102】
さて、集合場所に行きましょう。
今回は遠藤笹窪谷戸の観察会ですが、ここは半年ぶりです。
6月に実施して、8月は夏休み、10月に実施予定でしたが台風15号が直撃した翌日であったために、安全のために中止しました。
ですから、遠藤笹窪谷戸の観察会は半年ぶりです。
参加者が集まってきました、14名になりました。
いよいよ観察会開始です。

【写真103】
石垣の上にカマキリが居ました。
「オオカマキリ」でしょうか。

【写真104】
参加者たちの観察風景です。

【写真105】
後翅に突起があるようで、「ムラサキツバメ」のようです。

【写真106】
今度は「ムラサキシジミ」です。
葉に留まる前に翅を広げた姿を見ていて、「ムラサキシジミ」に間違いなさそうです。

【写真107】
参加者たちの観察風景です。

【写真108】
「ヤマトシジミ」が居ました。

【写真109】
トンボが居ました。「アキアカネ」のようです。

【写真110】
今度はバッタが居ました。「オンブバッタ」のようです。

【写真111】
「ツチイナゴ」が居るとのこと。
でも、写真を撮って顔をを見ると、涙目がありません。
「ヒナバッタ」ではないかとのことです。

【写真112】
青い空を見上げたら、目の前に「ジョロウグモ」が居ました。

【写真113】
「スズメウリ」の実が成っていると、みんなが集まってきました。
食べられるようです。

【写真114】
写真を撮って、ふと前を見ると鳥が横切りました。
体型と色合いから直感的に「モズ」のような気がしました。
飛んで行った方向が見えるところに移動しました。
居た居た居た、やはり「モズ」です。

【写真115】
でも、すぐ飛び出してしまいました。
すると、すぐ戻ってきました。
あれっと思ってカメラを向けてズームインすると、狩りをして戻ってきたようです。
バッタを捕まえてきて小枝に刺しました。

【写真116】
あれっ、写真をよく見てください。
バッタは涙目の「ツチイナゴ」のようです。
「モズ」がバッタを食べ始めました。

【写真117】
参加者たちが何かを観察しています。

【写真118】
行ってみると白い蝶と黄色い蝶が居ました。
写真に撮ろうとしたら、舞い上がってしまいました。

【写真119】
「モンキチョウ」ではないかとのことです。
再び参加者たちが上を見て何かを観察しています。

【写真120】
鳴き声が聞こえてきました。
すぐわかりました、「エナガ」です。
行って見上げると、集団でいました。

【写真121】
「ツチイナゴ」が居るとの声。
見れば居ました。

【写真122】
谷戸に降りる入り口から入って行く参加者たちです。

【写真123】
谷戸底に向かって降りていきます。

【写真124】
外を歩いていたときは太陽が燦々と輝いていて、ポカポカ暖かった。
でも、谷戸に降りるここは日陰で、空気がひんやりと冷たいですね。
途中で、谷戸奥を目指しました。

【写真125】
森林浴で気持ち良いですね。
台風の影響で、あちこちに倒木や折れた木があります。
途中で見つけた小さな花がありました。
何と言う花だろうと、皆が集まって検討しました。

【写真126】
結局よくわからず、シソ科の仲間かな。
遠くから撮った写真がこれです。

【写真127】
上の方で小鳥が移動しています。
良く見えません。
カメラで狙いましたが、こんな写真しきゃ撮れませんでした。
ファインダーで見た結果「ヤマガラ」でした。

【写真128】
谷戸底に到着です。

【写真129】
谷戸底から谷戸奥を眺めた景色です。

【写真130】
水の流れに居た「シマアメンボウ」ですが、ピンボケです。

【写真131】
楽しみにしていた、昼食の時間です。
お弁当に舌鼓を打ちながら、よもやま話に花が咲きます。

【写真132】
お弁当を食べていると「トゲナナフシ」が居るとのこと。

【写真133】
お弁当を食べ終わり、今日見聞きしたもののまとめを行って、解散しました。
出口に向かって帰る道も楽しみな道です。
「キタテハ」が居ました。

【写真134】
「キタテハ」が2頭いて、1頭は低く手の届くところに居ました。
太陽の光に当たっていて、翅は閉じています。
手で日陰を作ると、面白いことに翅を広げます。
手をどけて太陽に当てると翅を閉じます。
再び手で影を作ると、また翅を広げます。面白いですね。
最後に「ツチイナゴ」があいさつに出てきました。

【写真135】
今日も楽しい観察会でした。
2019年の観察会はこれでおしまいです。
来年は2020年が始まり最初の1月の観察会は1月12日(日) で、観察地は今回と同じ遠藤笹窪谷戸周辺です。
今から楽しみですね。
( 番外編 )
集合場所に行く前に、池に「ヨシガモ」が居ると教えていただきました。
行ってみると、居ました居ました。

【写真136】

【写真137】
見たのは何年ぶりかな、綺麗なオスですね。
秋山 孝

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