(5/13) 大庭自然探偵団観察会報告(遠藤地区)

2018年5月13日、大庭自然探偵団の自然観察会が行われました。
今月の自然観察会は、遠藤地区です。
今日見聞きした野鳥は以下の20種でした。
ヒバリ、ハシブトガラス、スズメ、ホオジロ、ムクドリ、
ホトトギス、キジ、ヒヨドリ、チョウゲンボウ、コゲラ、
ヤマガラ、メジロ、シジュウカラ、カワラヒワ、ウグイス、
キビタキ、ツバメ、キジバト、コジュケイ、アオサギ。
番外で ガビチョウ。
昆虫の主なものは以下の通りです。
私が後で確認したものも含んでいます。
ベニカミキリ、ヒメウラナミジャノメ、コジャノメ、
サトキマダラヒカゲ、ハバチの仲間幼虫、キアシドクガ、
ルリタテハ幼虫、クロコノマチョウ、アカボシゴマダラ春型、
テントウムシ、モンシロチョウなど。
植物は宜しくお願いします。
写真に撮れたものを中心に観察会の様子を紹介します。
他の人も、気になったものがあれば紹介してください。
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集合時間よりだいぶ早く行って、谷戸を軽く散策してきました。
谷戸に入って行くと脇の草むらから黒いものが飛び出してきました。
ビックリして後ずさりしました。
「ハシブトガラス」でした。
でも、様子がおかしい、右半身がおかしいようです。
右足は全く使えず、右の羽も使えないようです。
私から遠ざかろうとしますが、なかなか思うように進めません。
下の左の写真を見ると、右足がおかしく飛べないのがわかると思います。
遠くは行けず、とうとうしゃがみこんでしまいました、右側の写真です。
こんな状態じゃ、自然界では生きていけませんね。

【写真101】
赤い色をしたカミキリ虫が居ました、「ベニカミキリ」です。
幼虫はマダケなどの枯れた竹の中入っているそうです。
この谷戸には竹がたくさんありますからね。

【写真102】
上空を「アオサギ」が飛んで行きました。
青空ならよいけど、白い雲をバックにするとシルエットになってしまいますね。

【写真103】
今日は蝶に良く出会いました。
最初に出会ったのが「ヒメウラナミジャノメ」でした。

【写真104】
次は「コジャノメ」です。

【写真105】
その次は「サトキマダラヒカゲ」でした。

【写真106】
そろそろ集合時間です、集合場所に急がねば。
速足で歩いていると、上空から「ヒバリ」のさえずりが聞こえてきました。
急いでカメラを向けましたが、白い雲でかなり上空なのでシルエットで「ヒバリ」のさえずり飛翔です。

【写真107】
集合場所に行くと、次々と参加者が集まってきました。
20人弱いたでしょうか、初参加の人も何人かいました。
挨拶をして、いよいよ観察会開始です。
観察を開始する参加者たちです。

【写真108】
「モクレン」の葉に幼虫がたくさん付いていました。
凄い量です。ハバチの仲間の幼虫のようです。

【写真109】
先の方でリーダーが双眼鏡をのぞいています。
何だろうと思って近づいて行くと「チョウゲンボウ」だとのことです。
何処に居るんだと見ましたが、サッと飛び出してしまいました。
そして木の陰に入り、飛び先が見えませんでした。
残念と思いながら位置を変えると、木の影から電信柱が見えました。
あっ、電信柱のてっぺんに何かいます。
飛び去ってしまったと思った「チョウゲンボウ」が電信柱に留まっていたんですね。
急いでカメラを向けましたが、遠い遠いはるか遠くです。
とにかく撮ってカメラの液晶で拡大して見ると、確かに「チョウゲンボウ」のメスのようです。
下の左側の写真です。目いっぱいトリミングしてます。
でも、残念ながら向こうを向いています。
心の中で「頼む、こっち向いてくれ、こっち向いてくれ、ここにイケメンが居るよこっち向いてくれ」と叫びました。
すると、な、な、なんと、こっちを向いてくれたではありませんか、右側の写真。
思わず「ありがと~」と声が出ました。

【写真110】
参加者たちの観察風景です。

【写真111】
道路を挟んだはるか遠くの林に、白い蝶がたくさんたむろしていました。
確認すると「キアシドクガ」だそうです。ドクガと言いながら毒はないそうです。
はるか遠くから撮ったのでよくわからないと思いますが、下の写真の右上と左下の白いものが「キアシドクガ」です。

【写真112】
「ルリタテハ」の幼虫が居ました。近くにもう一匹いました。

【写真113】
探偵団のメンバーは、それぞれの興味のあるものを、てんでんばらばらに観察しています。
ですから、いつの間にか先頭と最後尾で長い列になってしまいます。
でも、ばらばらのようで全体としてまとまってるんですよね。
左が先頭で右が最後尾です。

【写真114】
双眼鏡で電線を眺めています。
何を見ているのでしょう。

【写真115】
答えは、「ホオジロ」のさえずりです。

【写真116】
いよいよ谷戸に来ました。
谷戸の入り口から入って行きます、左の写真です。
谷戸の奥の方に入って行きます、右の写真です。

【写真117】
大きめの蝶が留まりました。
ちょっと汚い感じですが「クロコノマチョウ」です。

【写真118】
何匹かの黒い足の長い虫が歩いています。
何だろう。
分りずらいんですが、どうも足が8本あるような気がします。
これは何でしょうね。良くわかりません。

【写真119】
さ~、いよいよ楽しい昼食の時間です。

【写真120】
おしゃべりをしながらお昼ご飯を食べていると「キビタキ」の鳴き声が盛んに聞こえてきました。
アロポンさんの作った 蒸しパン? 美味しかったですね。
お昼ご飯を食べた後、今日見聞きしたものを確認して解散となりました。
帰り道「ミスジマイマイ」が居ました。雨が降りそうですからね。

【写真121】
天気予報では昼から雨が降ると言ってましたが、私が家に到着すると霧雨が降り始めてから本降りになりました。
観察会が終わるまで、天は雨を抑えていてくれたんですね、感謝です。
次回の観察会は、6月10日(日)で観察地は大庭地区です。
今から楽しみですね。
秋山 孝

——コメント——

投稿漏れがあるのに気が付きました。
谷戸底の水路に居たものです。
青虫が水路に落ちたようで、近くに「シマアメンボウ」もいました。
少しピントが甘いですが、ご覧になってください。

【写真201】
秋山 孝
By:湘爺

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