昨日は12月16日(土)の夜、火災が起きた公園の南側現場へ。気になっていたのはゴマダラチョウの幼虫が越冬していたエノキでした。そのすぐ近くまで焼け野原になっていたもののエノキは無事でまずは一安心。しかし川沿いに焼かれた跡は真っ黒になり、きな臭さが残っていました。その中にモズやジョウビタキが、何事もなかったかのように止まっていました。
原因は調査中だと思いますが、絶対にあってはならないことだと憤りを感じます。天神橋から川をのぞくと護岸にいたカワセミが川に飛び込まずホバリングを、ヤマガラは実がなくなったエゴノキに来て、殺伐とした気持ちをなぐさめてくれました。
焼けた跡が今後どのように再生されて行くのか、見守るためにも記録として投稿することにしました。今回はあってはならない事態でしたが、熱帯乾燥地帯では自然現象で火災が発生するのは周知されています。それにしても鳥は飛んで逃げられますが、昆虫たちの卵や蛹、幼虫はまともに被害を受けたかと思うと気の毒でなりません。食うか食われるかの世界だけでも大変なのにです。
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