2022年5月8日、大庭自然探偵団の自然観察会が行われました。
5月の自然観察会は、遠藤地区です。
今日見聞きした野鳥は以下の 18種でした。
ハクセキレイ、チョウゲンボウ、ホオジロ、シジュウカラ、カワラヒワ、
メジロ、ツバメ、スズメ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、トビ、ヤマガラ、
コゲラ、キビタキ、エナガ、ウグイス、カルガモ、コジュケイ。
虫の主なものは以下の通りです。
ホソヒラタアブ、ベニシッジミ、ツチイナゴ、ベニカミキリ、モンキチョウ、
ヤマトシジミ、ルリシジミ、ヒメギス幼虫、ゴホントゲザトウムシ、コミスジ、
ダイミョウシジミ、ヒメウラナミジャノメ、シロコブゾウムシ、ルリタテハ幼虫、
ホタルガ幼虫。
抜けているものがあると思いますが、追加してください。
蜘蛛たちは、よろしくおねがいします。
植物はよろしくお願いします。
写真に撮れたものを中心に観察会の様子を紹介します。
他の人も、重複してもかまわないので、気になったものがあれば紹介してください。
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集合場所に行く前に、谷戸を少し散歩してきました。
「コアオハナムグリ」が居ました。
「コゲラ」の鳴き声が聞こえました。
見ればいました。
「エナガ」の声も聞こえました。
逆光で撮りにくい。
「ミスジマイマイ」が居ました。
「シジュウカラ」も現れました。
さて、集合場所に急ぎましょう。
行ってみると、すでにたくさんの人が集まってました。
続々集まってきます。20人は超えてますね。
開催のあいさつを終えて、いよいよ観察会開始です。
レンゲにハチかアブの仲間が居ました。
「ハクセキレイ」が鳴きながら飛んで来て電線に留まりました。
「チョウゲンボウ」が飛んできたので「ハクセキレイ」が騒いだとの事でした。
私は「チョウゲンボウ」に気が付きませんでした。
まだ、コイが泳いでました。
何かの幼虫が居ました。
家に帰って調べてみましたが、何の幼虫かわかりませんでした。
分かる人いますか。
アブが居ました。
「シマハナアブ」ではないかと思いますが、どうでしょうか。
参加者たちの観察風景です。
皆さん夢中ですね。
面白い模様の幼虫が居ました。
特徴的な模様なので、調べればわかると思いました。
調べてみた結果、「ルリイロスカシクロバ」でした。
「サルトリイバラ」の葉に穴が開いていたら、裏返してごらん。
「ルリタテハ」の幼虫が居るよ。
と言うことで、穴の開いた「サルトリイバラ」の葉を裏返してみたら、居ました。
「ルリタテハ」の幼虫です。
上空に「トビ」が現れました。
背景が白い雲なので、真っ黒ですね。
同じところを「ツバメ」も飛び回っていました。
何とか捕らえましたが、こちらも真っ黒けっけです。
ネギ坊主に「アオスジアゲハ」が留りました。
絶好の構図です。
でも、背中を見せてます。
横向きになってくれよと念じましたが、そのまま飛び去ってしまいました。意地悪。
はるか遠くの電柱で、「ホオジロ」がさえずってました。
それが、飛んで来て近くでさえずり始めました。
「カバキコマチグモ」が居るとのこと。
葉を折り曲げたところが産室のようです。
日本産のクモ類で、もっとも毒性が強いそうです。
孵化した子グモたちが、母グモの体を食い尽くすことでも知られているそうです。
近くに「ツチイナゴ」が居ました。
木の上の方に「モンキアゲハ」が居ました。
谷戸底に降りていく参加者たちです。
谷戸底で散策すると、「ベニカミキリ」が居ました。
お馴染み「シマアメンボ」です。
「ゴホントゲザトウムシ」が居るとのこと。
体の中心に沿って5本の赤いトゲが見られるのでこの名が付いたようですが、この写真ではわかりませんね。
谷戸底で、本日のまとめをして解散しました。
谷戸の出口までの間に観察したものを紹介します。
毛虫が居ました。
調べてみると「クワゴマダラヒトリ」の幼虫でした。
こちらは「ホタルガ」の幼虫です。
近くに「ミスジマイマイ」も居ました。
谷戸の出口で、「カルガモ」が見送ってくれました。
今日も楽しい観察会でしたね。
次回は、6月12日で、大庭地区の観察会です。
今から楽しみですね。
秋山 孝
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