元旦の鳥見  初日の出、シギ、アカハラほか

穏やかな冬晴れの元旦になりました。 久しぶりの早朝の海岸です。
浜へ降りた時には、シギ類は1羽も居なかったのですが、日の出を待っていると、
沖合から、サーッっと、ちょっとまとまった群れが飛んできました。
カンムリカイツブリの姿も小さく見え、嬉しかったのですが、そのまま飛び去りました。


残念~、と思っていると、また飛んで来て、今度は近くに降りてくれました。

よく見ると、ミユビシギの中に、ハマシギも混ざっています。
最近、早朝に出るのが難しくなっているので、ハマシギはこの冬初見でした。

ちょっと長い下向きのクチバシ。 ずいぶん久しぶりでした。

シギたちは、飛んでは降り、飛んでは降りしていましたが、だんだん減って、日の出の頃には
ほとんど居なくなりました。
パラパラ飛ぶ、ハマシギとミユビシギ。

今朝は快晴でしたが、水平線に張り付くように細く雲の帯がたなびいて、太陽はその上から。
それでも、すっきり綺麗な初日の出でした。


一休みして、ちょっと大庭へ。 8時過ぎでしたが、日陰の草地は霜で真っ白。
ホトケノザの花も霜をかぶっていました。


斜面林の一画で、ブラブラしていると、すぐ近くの枝の奥で、なにやらゴソゴソ。
アカハラ!と思ったのですが、1枚撮ったとたんに飛んで見失いました。
アカハラだったよね、と思いつつ、またブラブラしていると、遠くにオレンジ色の点々。
何だろうと見ると、ムクノキに絡んだツルウメモドキ実が、まだオレンジ色を残していました。

それを見ていると、同じムクノキの枝にアカハラが飛んで来て止まりました。
さっきのアカハラのよう。ようやくしっかり見させてもらいました。

ちょっと枝を移って、パクッと、実をついばみました。
先日はシロハラが枯れ葉の中から拾い出して食べていましたが、
アカハラもムクノキの実は美味しいのでしょう。

落ち葉の積もったうす暗い所で、アオジがエサ取り。 こういう場所では、アオジも、パサッ、パサッと落ち葉をひっくり返していました。 口の中には小さな小さな粒。


ツバキの花には、メジロが。
この冬初見の鳥も見られて、楽しい元旦鳥見になりました。

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