観察会報告 植物

「昼間はダウンコートでは暑いでしょう」の天気予報に、皆さん、ちょっと春らしい薄手の上着姿。
ところが、期待したほど暖かくならず、何だか裏切られた気分です。
それでも咲き始めたウグイスカグラ、風に揺れるハンノキの花穂、
花畑のようなホトケノザの群落、冬芽や葉痕など、この季節らしいものを見ながら、
いつものように、のんびり歩きました。
花や実の見られた植物

セイヨウタンポポ、ハンノキ、コハコベ、オランダミミナグサ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ヤブツバキ、ノボロギク、ウグイスカグラ、フキノトウ、シキミ、クロガネモチ(実)、マユミ(実)。ツルウメモドキ(実)、ノイバラ(実)、マンリョウ(実)、ガマズミ(実)、ワルナスビ(実)、トキリマメ(実)、アオキ(実)、ナキリスゲ、など

写真に撮ったものからいくつか。
咲き始めてきたウグイスカグラ

やはり季節の花、ハンノキ。
枝の先端に下がっているのは雄花で、その下で短くツンツンしているのが雌花。
雄花より少し遅れて、赤っぽくなってきます。

ヤブツバキもまだ綺麗に咲いています。

あら~、というほど見事に咲いていた、ホトケノザ

セイヨウタンポポもチラホラ。
まるで根生葉から直接咲いたように、地面に張り付ついて咲いていました。

園芸種の逸出ですが、ハナニラも咲いていました。 この春初めて見ました。

コハコベ、ヒメオドリコソウもパラパラ。
コハコベ

ヒメオドリコソウ。  ホトケノザとは葉の形がずいぶん違います。
花は似ていますが、形も、濃い斑点のある場所も、ちょっと違います。

ホトケノザの花の拡大

シキミの花もちらほら開花していました。

実物を少し
この季節の実の代表かなと思います。アオキの実。

トキリマメの実がまだ綺麗な色を残していました。

路傍に落ちていたワルナスビの実。意外にきれいな黄色です。

落葉樹はこの時期、冬芽や葉痕(葉の落ちた痕)を見るのも楽しみの1つです。
ルートの途中で見かけた、冬芽と葉痕を2つ。
葉痕がサルの顔?、のように見えて、ちょっと面白い、センダン。

冬芽が葉痕の中に入っていて、葉痕の顔に大きな鼻が付いているように見える、キハダ。

鳥を二つ。 集合前に見かけた、シメとシロハラです。
どちらも、遠かったり、見えにくい所に居たりで、ボケ写真ですが。

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