今田遊水地( ヒメアマツバメが繁殖活動 など )

6月4日の朝、遊水地を散歩してきました。
晴れですが、夏のように白い雲がありますね。
太陽が雲に隠れると、川風が結構強いので、うすら寒くなりますね。
写真をクリックすると、大きく見れますよ。

先日、壊れた巣の周りに「ヒメアマツバメ」が飛び回っているのを紹介しました。
その時の様子から、残った巣で繁殖活動をするような気がしました。
そのため、遊水地に来ると、いつもチェックしていました。
巣は変わりありませんでした。

【写真101】

カメラで確認していると、
ファインダー内に「ヒメアマツバメ」が飛んできて、巣に入ったではないですか。
やはり繁殖活動をしているんだ。
写真を撮ろうとしましたが、一瞬ですのでシャッターを押しても間に合いません。
先日巣の周りを飛ぶ「ヒメアマツバメ」の写真を紹介しましたが、
数羽の鳥が巣の周りを飛び回っているので簡単に撮れました。
今は、外から飛んできて一瞬で巣の中に入るので、
ファインダー内に姿を捕らえてからシャッターボタンを押しても撮れません。
鳥の足の指は、前に二本で後ろに一本です。
三本の指で枝などをつかんで留まります。
巣に入る前に巣につかまって安全を確認してから、巣に入るようなことをします。
その一瞬をとらえて撮ることができます。
でも、「ヒメアマツバメ」の足の指は、前二本で後ろの指はありません。
その為、物につかまることはできません。
前二本の指を物に引っ掛けて、ぶら下がることになります。
そのため、巣に入る前につかまって安全を確認するようなことはしません。
いきなり巣にヒュッと入ってしまいます。
ですから、ファインダー内に「ヒメアマツバメ」を確認してから
シャッターボタンを押したのでは間に合いません。
何度かトライしてみましたが駄目でした。
あきらめるしきゃないかなと思って、カメラを外そうとしました。
その時何故か指が、軽くシャッターボタンを押してしまいました。
その瞬間にファインダーの中に「ヒメアマツバメ」が飛び込んできたではないですか。
びっくり。撮れた。

【写真102】

【写真103】

若いころは、シャッタースピードがどうだ、絞りがどうだなんてやってましたが、
今はカメラにおまかせです。
薄暗い場所なのでシャッタースピードは遅いので「ヒメアマツバメ」はボケボケですが、
飛んできて巣の中に入るのが分かりますね。
でも、なぜ意識せずに、ふとシャッターボタンを押したのでしょうね。
もしかしたら、ファインダー内に「ヒメアマツバメ」が入る瞬間に、
シャッターボタンに乗せた私の指を、神様がそっと押したのかもしれませんね。
そんな気がしてきました。

あっ、「クサガメ」がいた。
首を伸ばしていました。

【写真104】

【写真105】

こちらは黒化した「ミシシッピアカミミガメ」ですね。

【写真106】

【写真107】

昨日の雨でビオトープの水位が上がって、石組みが水没寸前ですね。
湿地も水没していました。

遊水地に到着すると、「オオヨシキリ」の大きなさえずりが響いてきます。
でも、今日はどうしたんでしょうね。
静かに静まり返ってます。
おっ、ようやく「オオヨシキリ」がさえずり始めました。

【写真108】

【写真109】

【写真110】

トンボが飛んできて留まりました。
これは「ナツアカネ」かな。

【写真111】

子連れの「カルガモ」を見かけなかったけど、
どこに行ったのかなと思っていると、最後に姿を見せました。

【写真112】

少し離れてヒナが四羽居ます。

【写真113】

親のそばに四羽居ます。

【写真114】

合計八羽ですね。
その後減っていないので安心しました。
人がそばにいても平然としてますね。
ここには「アオダイショウ」が居ます。
葦原に潜んでいると、「アオダイショウ」が忍び寄ってきてヒナがやられます。
こんなオープンなところに居れば、
「アオダイショウ」が来たことがすぐ分かるので逃げられます。
その為にオープンなところに居るのかもしれませんね。

おっ、「オオヨシキリ」が居ました。
鳴かずにじっとしてます。
鳴く姿と随分違いますね。

【写真115】

さて、暑くなってきました。
管理センターに行って、冷えた缶コーヒーを楽しもう。

秋山 孝

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました