西富 オオミズアオほか

植物の活動で出かけた、西富緑地で、
前方を歩いていたお仲間が、オオミズアオ! と呼びます。
オオミズアオなんて久しぶり、と行ってみると、なんと見えたのは・・・。
まだ全く羽の伸びていない状態で地面を動いている、羽化直後のオオミズアオでした。

そのうち、笹の茎にしがみ付きました。少し羽が伸びましたが、ユラユラして不安定。

ここじゃ低すぎるし、不安定でだめじゃない。と、落ちていた枝に載せて、樹の幹に移しました。

必死で幹をつかんでいましたが、時々ずり落ちそうになります。つかみにくそうです。
そこで、もう1度枝につかまらせて、今度はそれを目立たない所に立てました。
これで大丈夫そう。 頑張ってね。と声をかけて、昼食場所に決めたベンチに移動。

小一時間後、また様子を見に行くと、さっきの場所に居ません。
どこに行ったんだろう、と探すと、少し離れた樹の幹に居ました。こっちの幹はつかまりやすい様。
お昼を食べている間に、体の先端を超える長さに、羽を伸ばしていました

羽を伸ばしながら、幹を上へ、上へと移動していました。
もうほとんど伸びていますが、尾状突起がまだよじれています。
ズンズン、ズンズン上って、そのうち、尾状突起のよじれもほぐれてきました。
もうすっかりオオミズアオです。
さらに上って、そのうち、葉や枝に隠れてよく見えなくなりました。
これなら鳥にも見つかりにくいね。頑張って夜になったら飛んでいってね、
とみんなで声をかけて、その場を離れました。

オオミズアオを見ている間に、近くに大きなゾウムシも。
全身に篆刻の模様があります。 調べてみると、マツアナアキゾウムシのよう。
普通種のようですが、初めて見ました。

池にシマアメンボがたくさん泳いでいました。

緑地脇の民家のポストの上に、サトキマダラヒカゲが止まっていました。
チョウは次々に出てきます。

近くの水道道の斜面にコゴメバオトギリが咲いていました。
ちょっと珍しい花。

緑地へ向かう途中に咲いていたミヤガラシ。 この種の植物で実の形が丸いのは珍しいです。

西富付近の境川護岸に、ナヨクサフジがどっさり、でした。

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